なんとかしたい、花粉アレルギーに

花粉症とは

主な症状として、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどに悩まされる季節性アレルギー性鼻炎を「花粉症」といいます。

アレルゲンとなるスギなどの花粉を吸い込み、鼻腔内の粘膜に付着することで体内に抗体が作られます。抗体はマスト細胞と結合し、そのあとに侵入してくるアレルゲンに対し、マスト細胞からアレルギー誘発物質が出ることで花粉症の症状が現れます。

目のかゆみは、花粉が目に入ることでアレルギー症状を引き起こし発症します。

ダニが原因で、似たような症状に悩まされることもあります。

原因となる花粉

スギ花粉、ヒノキ花粉など代表的なアレルゲンを始め、日本には約60種類の花粉が季節性アレルギー性鼻炎を引き起こしています。

また、花粉症はスギやヒノキなどを原因として春先だけに発症するのではなく、初夏にはイネやシラカンバ、秋にはブタクサ・ヨモギ・カナムグラなども症状を起こさせています。

花粉によって性質が異なり、ヒノキやスギの花粉が30μm前後なのに対し、秋のブタクサ花粉は20μm以下と小さいため、気管に入って喘息のような症状を起こさせることがあります。

すぐできる花粉症対策

◎マスク‥‥‥花粉を吸い込みにくくするために、正しい付け方で口と鼻をしっかりカバーしましょう。

◎服装‥‥‥マスク・帽子・メガネを着用し、ウールなど表面が突起した状態の生地は時期的に避けるほうが良いでしょう。

◎衣服‥‥‥外出から戻ったら、玄関に入る前に戸外で衣服表面の花粉を払い落としてから家の中に入りましょう。

◎洗濯物‥‥‥花粉の飛散量が多い日は、室内干しする方が安心です。外に干したら、よくはたいてから、家の中に取り込みましょう。

◎顔を洗う‥‥‥帰宅時に手洗いのあと、顔も洗い、目には見えない花粉を取り去るように洗い流しましょう。

◎うがい‥‥‥鼻腔や口から喉に届いた花粉を取り除くため、口の中、喉のあたりを意識して念入りにうがいをしましょう。

◎換気‥‥‥コロナ対策で「換気を充分に」と言われますが、花粉の侵入を防ぐ意味でも、窓を大きく開けるのではなく、幅10センチほどに留めるのがベスト。
また、換気を行う時間帯も花粉の飛散量が少ない早朝などを中心に行いましょう。

◎掃除‥‥‥家の中に花粉がとどまらないよう、こまめに拭き掃除を行いましょう。使い捨ての抗菌・抗ウイルス対策をしたウェットシートなど賢く利用して、花粉とコロナ感染を上手に避けましょう。

◎室温と湿度‥‥‥花粉症対策としておすすめなのは湿度50%、室温20~25℃といわれています。

◎食事‥‥‥ヨーグルトやキムチなど乳酸菌を多く含む食べ物、緑茶や抹茶などカテキンを多く含む食べ物は良いとされています。

食物繊維が豊富なゴボウ・海藻・豆類、DHAやEPAを含む青背の魚、カカオポリフェノールが豊富なチョコレートやココアなどもおすすめです。

逆に食べないほうが良いのは、原因物質となる花粉によって異なります。スギ花粉に反応する人はトマトを避けて、ブタクサが原因の人にはメロンやスイカはタブー。

症状を重くしやすいアルコール類や、香辛料が多く含まれる激辛料理などは刺激が強いので避けるほうが良いでしょう。

毎日チェック!

天気予報と同じように、日本気象協会ほかで、日々の花粉情報が公開されています。こまめにチェックして、外出傾向、服装、行動パターンなどを調整し、飛散する花粉を避ける工夫をしましょう。

https://tenki.jp/pollen/

つらい花粉症が、少しでも穏やかになるように、花粉対策を万全に。