
「地球が沸騰している」と云われる昨今、体調がすぐれない方が増えています。「なんとなく調子が悪い」「微熱がある」「もしかして‥‥?」と気になる方は、一度検査した上で安静にするのが安心です。
自分でできるコロナウイルス検査
- 病院での検査を受けたくても受けられないという方は、薬局で薬剤師さんから「コロナウイルス抗原検査キット」を購入できます。
- 販売価格は1,000円前後で、「鼻腔ぬぐい」タイプと「唾液」診断タイプがあります。
- 検体を抽出して試薬に浸し、15~20分後に判定結果が確認できます。
- コロナウイルス感染症に発症した人と接触し、反応が出るまでには潜伏期間があります。1~2日後は「陰性」でも、4~5日後に「陽性」反応が見られることもあります。気になる症状を感じる方は、初め「陰性」反応が出ても、日を置いて再度検査してみられることをお勧めします。
- 今後主流となる可能性があるオミクロン変異株「エリス」や「フォルナックス」に対しても検出可能です。
5歳以下の子どもに多い夏風邪
<症状>
発熱・喉のいたみ・鼻水・下痢・発疹などの症状が見られます。頭痛や咳・悪寒・倦怠感などの症状が出ることもあります。
いずれも疲れがたまったり、体力が落ちたりしているときにウイルスが体内に侵入し、罹患しやすい傾向にあります。
<夏風邪の一例>
〇手足口病
「コクサッキーウイルスA16」「エンテロウイルス71」などが原因。夏場に流行し、秋~冬にかけても発生します。潜伏期間は3~6日、熱はさほど高くならず、発疹・水疱・食欲低下などの症状が見られます。
〇咽頭結膜熱/プール熱
「アデノウイルス」が原因となり、6月~8月頃に流行します。潜伏期間は5~6日で、高熱・喉のいたみ・結膜炎を伴います。38~40℃の高熱が4~5日続くため、注意が必要です。
〇ヘルパンギーナ/急性ウイルス性咽頭炎
「コクサッキーウイルスA群ウイルス」が原因。6~8月頃に流行し、潜伏期間は2~4日。急な発熱・口内炎を伴い、38~39℃の熱が2~3日続きます。
<対処法>
- 頭痛、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が出ることがあり、高熱がでたり症状がひどいような時は、早めに医師の診察を受けるようにしてください。
- 食事は熱いもの、味付けが濃いもの、かたいものを控え、流動食ややわらかい食べ物を与えるようにしてください。
- 脱水症状にならないよう、水分を小まめに摂取してください。イオン飲料、甘酒、飲むヨーグルトなどもおすすめ。喉のいたみから飲み込むことが困難であれば、お腹をこわさない程度にアイスクリームも食べさせてください。
- 手洗い、うがい、目を洗う、鼻を洗うなどを積極的に行い、タオルはその人専用に使い、睡眠時間を充分にとって、免疫力・体力を高めるよう努めましょう。
熱中症~ガマンは禁物です!
<症状>
体温上昇・めまい・けいれん・頭痛などの症状が現れます。体内の水分量や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、立っていることがままならなくなります。
「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4つが、熱中症の病型です。
<熱中症を確かめる方法>
- 立ちくらみ、こむら返りが起きる、けいれん、ぐったりして力が入らない、呼びかけても反応しない、などの症状が見られるか確認します。
- 自分で真っ直ぐに歩けない、身体が熱く生汗が止まらないなどの症状が見られるか確認してください。
- 未開封のペットボトル飲料を持たせ、自力で開封して自分で飲むことができるかを試します。自分で飲めないようであれば、急いで救急車を呼んでください。
<対処法>
- 体温を測定し、37.5℃以上あれば医療機関を受診するのが良いでしょう。
- 体温が39℃あれば熱射病で危険な状態と判断し、救急車を呼んでください。
- 身体を締め付けているものを外したり、緩めたりして、厚着や重ね着を脱がせ、水や経口補水液などを飲ませてください。
- 手足や首すじ、額などを冷やし、全身を濡れたタオルで拭くなどすると、熱を冷ます効果があります。
- 高齢者や持病を抱える方以外は適正な対応をすれば、おおよそ24時間以内に症状は改善します。
新型コロナウイルス感染症も増えています
<初期症状>
発熱、喉のいたみ、1週間ほど咳が長引く、倦怠感が続くなどの傾向が見られたら、小まめに検温を行なってください。
初期のコロナ株に比較して、現在主流の株は重症度は抑えられたものの、高齢者や基礎疾患を有するハイリスク群にとって危険であることに変わりはありません。
体温が37.5℃を超えるようであれば、速やかに医療機関を受診するか、自身でできる検査キットを使って、陽性・陰性を確かめてください。
<対処法>
- 変異株によって異なりますが、3~5日ほどの潜伏期間を経て発症することが多いようです。初期症状が一般的な風邪と似ているため、判断を誤らないように気をつけてください。
- 人によっては、発症したことに気づかない人、全く症状が現れない人もいます。知らないうちに無症状の人と同じ空間に居合わせたり、飲食を共にしたりしている可能性もあることを意識しておいてください。
- 気になる症状があればきちんと検査して、軽度であれば自宅療養、症状によってはコロナ対応病院への入院治療を行なってください。
- 新型コロナウイルス感染症は、令和5年5月より5類感染症に移行されましたが、正しく対処しないと周囲に無制限に広めてしまうことに変わりはありません。
自分だけの病と考えず、「自分以外の人に広めない」意識を持って対処してください。
自宅に備えておくと安心
- 経口補水液 脱水症状のとき、素早く水分と電解質を補給できます。
- スポーツドリンク 発汗により失われた水分とイオンをスムーズに補給し、身体を潤します。体調不良時の糖分補給にも
- こうじ甘酒 「甘酒は飲む点滴」とも言われるくらい、糖分と水分補給に役立ちます。夏場は冷たいままで飲みやすく
- 保冷剤 冷凍庫に数個入れておくと、急な発熱時などに身体を冷やすのに役立ちます。ハンドタオルを二つ折りして両端を縫い、中に食品購入時にいただく保冷剤を2つ入れ、額や首すじを冷やすのに役立ててください。
*2023年秋以降に実施予定のワクチンは、新型変異株に対する有効性も確認されています。ワクチン接種に関して不安のある方は、個人差もありますので医師に相談の上、接種をご判断ください。
