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白癬菌と爪水虫の対策

白癬(はくせん)とは

皮膚糸状菌によって発症する皮膚感染症で、真菌の一種である「白癬菌」が原因です。

足に発症する水虫や、柔道やレスリングで身体接触により感染する「ぜにたむし(体部白癬)」、犬や猫などペットから移る白癬、酪農に携わる人が牛から感染する白癬などがあります。

どんなところに現れる病気ですか?

水虫(足白癬) ・・・皮膚表面の皮がむけたり、ジュクジュクしたり、角質が硬くなったり、カサブタができたりします。
爪水虫 ・・・爪が白く分厚くなり、ボロボロと崩れたりします。
手白癬 ・・・手の水虫。手のひらなどに赤いブツブツが出たり、かゆみを感じたりします。
頭部白癬(しらくも) ・・・頭皮の水虫。乾燥したウロコ状の斑、まだら上の脱毛などができたりします。戦前は多く見られましたが、現在は極めて少なくなっています。
体部白癬(ぜにたむし) ・・・身体の柔らかい部分、皮膚が薄い部分にできやすく、かゆみを伴う小さな赤い輪が徐々に広がる傾向にあります。

爪水虫とは?

爪白癬とも呼ばれる感染症で、自分の足にできた水虫から発症することが多く、日本人の10人に1人がかかっているといわれます。

爪の一部が白、黄色、黒に濁ったように変色したり、爪が分厚くなって変形したり、ボロボロと崩れかけたりします。

大半が足の親指に発症し、治療しないままにしておいたため、他の指に広がることもあります。ごく稀に、手の爪に発症することもあります。

白や黄色に変色した爪が、茶色や黒に変色したら症状が進んでいます。早めに治療することが望ましいでしょう。

感染者は男性が多いのですか?

男女比は同じくらいで、子どもから高齢者まで様々な要因で感染します。

女性の場合、ペディキュアや付け爪で隠れているため気づかないまま症状が進んでいたりすることもあります。

付け爪をすると、自分の爪と付け爪の間の隙間に水が溜まりやすくなり、白癬菌が活動しやすい高温多湿な状態をつくるため、爪水虫の原因を招きやすくなります。

治療法は?

①皮膚科を受診する
②症状により処方された内服治療(のみ薬)を中心に、外用薬(ぬり薬)を完治するまで併用し続ける
  のみ薬 → 有効成分が爪に運ばれ、足指と接触する爪の内側から効果を発揮
  ぬり薬 → 爪の表面や生え際となる根本に塗ることで、成分が爪内部に
       浸透して効果を発揮
③症状により、爪を削るなどの治療を受けることもある

*爪水虫は、現時点で感染している爪が伸びて新しい爪に生え変わるまで、長期の治療が必要となります。途中で放り出さずに、完治するまで根気よく続けましょう。
*爪水虫の完治は、新しい爪が生え揃い、白癬菌がいなくなった状態を言います。肉眼で見て自己判断による治療終了は、再発を招くことになりやすいため、医師の判断を仰ぐのが良いでしょう。

「抗菌剤の副作用の可能性から、1週間服用し、3週間休薬等の服用方法と定期的な血液検査を行います。手の爪白癬で半年~1年、足の爪白癬で1年~1年半の長期治療が必要となります。更に、糖尿病の患者さんには基礎疾患の治療と共に、抜爪等の外科的治療が必要になることがあります」という話も耳にしました。

治療しないと、どうなりますか?

日常生活で心がけることは?

爪水虫は足の水虫を放置しておくことで広がったりします。足の水虫が発症したと思ったら、早期治療をすることが、爪水虫の予防にもつながります。

足の水虫と爪の水虫、気になる方は皮膚科を受診し、セットで早期治療を始めてください。

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