
年末年始、人の移動や集まる機会が増えるに伴い、新型コロナウイルス感染症が流行する傾向にあります。さらに今年は、インフルエンザと同時感染も心配されています。
今後のワクチン接種に対する疑問を、厚生労働省のサイトで確認しました。
2価ワクチンとは?
オミクロン株対応2価ワクチンとは、mRNA(メッセンジャーRNA/スパイクタンパク質の設計図)ワクチンの一つです。
従来株(新型コロナウイルス感染症が発生した時の起源株、オリジナル株)に由来する成分と、オミクロン株に由来する成分の両方を含むワクチンであることから「2価ワクチン」と呼ばれます。
これまでのワクチンと比べると、オミクロン株に対する重症化予防効果・感染予防効果・発症予防効果が高いと期待されます。
ただし、効果の持続する期間が短い可能性が特徴として挙げられています。
ワクチン接種の間隔
これまで、ワクチンを接種した人が2回目、3回目、4回目のワクチンを接種するには「5ヶ月以上間を空けてください」とされていました。
2022年10月21日、厚生労働省は「ワクチン接種可能な間隔は3ヶ月」に短縮したことを発表しました。
*コロナワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。原則として、その他ワクチンは、コロナワクチン接種前後2週間は受けることができません。
2価ワクチン接種の対象者
- 年齢12歳以上の人
- これまでにコロナワクチンの1回目・2回目を接種済みの人
- 前回の接種から3ヶ月以上を経過している人
以上の3つの条件を満たしている人が、2価ワクチン接種の対象となります。
*自治体により接種状況が変わることがあります。詳しくは、自分の住む市町村役場に問い合わせを
子どもたちのワクチン接種について
5~11歳の子どもたちへの新型コロナワクチン3回目接種が、2022年9月6日より始まっています。
ワクチン接種は新型コロナに感染しないために、感染しても重症化しないように接種が必要と言われます。注射した箇所の痛みや38℃以上の発熱など、副反応が心配されますが、おおむね摂取から3日後までには回復するようです。
「お子さま用新型コロナワクチン」は、成人用の1/3量の子ども用に調合したワクチンが使われます。
*心配なことがあれば、相談窓口におたずねください。
新型コロナワクチン コールセンター
0120-761770 9時~21時(土日・祝日も対応)
乳幼児のワクチン接種について
乳幼児接種の対象となるのは、国籍を問わず日本に住民登録をしている生後6ヶ月以上、4歳以下の子どもたちです。
ファイザー社のワクチン(6ヶ月~4歳用)を、3回を1セットとして接種します。
2回目:1回目の接種から3週間後
3回目:2回目の接種から2週間以内
*ワクチン接種後に乳幼児が息苦しそうにしている、むくんでいる、食欲がない、元気がない等、ふだんと違う様子が続く場合は、速やかに医療機関へ
副反応への対応は?
- ワクチン接種後の発熱や痛みに対し、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬〈イブプロフェンやロキソプロフェン等〉)で対応できます。
- ▶︎ カロナール(医療用)・バファリン、ルナJ、ノーシンACなど/痛みを抑える、熱を下げる。小児、妊婦、高齢者にも使われ副作用が比較的少ない。
- ▶︎ ロキソニン(医療用)・ロキソニンS(市販品)など/炎症や痛みを抑える、熱を下げる。妊娠後期不可、カロナールより強く反応し、制限が多い。
- 発熱時には、水分を充分に摂取することをお勧めします。
- 詳細は、新型コロナワクチンQ&Aを参照
*市販の解熱鎮痛薬を、ワクチン接種前や接種時に「副反応予防」のために使用することは控えてください。
副反応が出てしまった場合は、自分に合う解熱鎮痛剤を使ってください。
*症状が特に重かったり、長引くようなことがあれば、医療機関を受診し、相談してください。
感染予防対策を継続して
従来から言われ続けてきた「3つの密/密閉・密集・密接」の回避、マスクの適切な着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒、家やオフィスなどの充分な換気を、引き続き継続してください。
コロナウイルスは何度も変異しながら、現在もコロナ感染者が無くなることはありません。発症者数は減少傾向にあるものの、海外からの渡航制限が緩和され、円安の状況も相まって海外から持ち込まれるであろう新たなウイルスも懸念されます。
ワクチンを接種したからコロナウイルス感染症を発症しないという保障はありません。周囲に流されることなく、ふだんから適切な予防を心がけて、日々すこやかにお過ごしください。
●コロナワクチンナビ
https://v-sys.mhlw.go.jp
●厚生労働省電話相談窓口
電話番号:0120-565653
受付時間:9時~21時(土日・祝日も実施)
●観光庁外国人旅行者向けコールセンター「Japan Visitor Hotline」
電話番号:050-3816-2787
受付時間:24時間対応(土日・祝日も実施)
対応言語:Japanese/English/Chinese/Korean
<参考資料>
首相官邸 新型コロナワクチンについて
厚生労働省 令和4年秋開始接種(オミクロン株対応2価ワクチンの接種)について、ほか
「薬剤師が解説 副反応の対処法」ほか
