
タカレンの社長通信「心伝図」は、来月から1年間お休みします。理由は、担当してくれているHさんの負担を考えてのこと。2026年4月から、また復活させます。
地球は「行動の星」
私は常々、人間はしあわせになる義務があると思っています。権利ではなく義務です。
人は生まれるとき、親を選ぶことができません。いろんな境遇に生まれ、幼少期は語るも涙みたいな人もおられるかもしれません。しかし、その時期たまたま、そういう境遇だっただけの話。自分自身の考え一つで、どうにでも変わっていくよ、と私は思うのです。
そのためには、行動せねば変わりません。例えば、米の性質や成長過程を学んで、いくら米に思いを馳せようとも、米は育ちません。タネを蒔いて苗を作り、水田に植えて水をかけ、草を抜き云々せねば米は実らない。「首(こうべ)を垂れる稲穂」には成らないのです。
農家さんも、会社も同じ。ベストなタイミングでタネを蒔き、気を配って育てないと成長しません。台風や日照りなど、思わぬアクシデントもあるでしょう。しかし、タネを蒔くときから「台風が来たらどうしよう」と考えてタネを蒔く人はいません。「おいしいお米ができますように」と、考えるでしょう。
顕在化してもいないのに取り越し苦労をしては、持っている能力を発揮することができません。まずは行動することです。
かつて、実業家の斎藤一人さんは、「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」という本を著されました。正に、その通りです。自分が動いて人に会い、相手の懐に飛び込んでいく。実際に会って話をしたら「自分とは合わない」と思う人もおられるでしょう。見極めて合わないと判断したら、自分の心を調えるのが肝要です。
それを繰り返していると、見る目が養われ、会う人の基準値が上がっていきます。自分と考え方が合う人とばかり面会しなくてもいいのです。いろんな見方、考え方を経験して本質を見極め、自分に還す。自分が蒔いたタネに相応しい花が咲くでしょう。
それでも地球は回っている
負の感情を持ってタネを蒔いてしまうと、残念な方向に育ちます。強気なタネ、弱気なタネ、あるでしょう。「これなら行ける」と思えば突き進み、「どうせ」「無理かも」と感じたら潔く引き下がる。人様のお役に立つことを願い、このルーティンを続けていけば、普遍的なおおらかさが身につきます。
毎日常に鏡を見て、「自分はしあわせになる」と唱えてください。「自分には、しあわせになる義務がある」と思ってください。人は一人で生きているわけではありません。あなたがしあわせな気持ちでいると、周りの人にも伝染します。人生には山もあれば、谷もある。だからこそ、いちいち心に波風を立てず、平常心でいられるように自分の感情を鍛えることが「しあわせ感」を引き上げます。
諸説ありますが、ガリレオは地動説を唱え裁判にかけられると考えを曲げ、後に「それでも地球は回っている」とコトバを残しました。物事に対して柔軟でいいのです。無理して自分を貫き通さなくてもいいのです。
清濁混合の世界、AI(エーアイ)が瞬時に弾き出した地球標準を手本にする昨今、私たちが自分を見失わずに生きていくためにも、自分の機嫌は自分でとってあげてください。「ありがとう。今日もツイテルね」「しあわせだなぁ」と、プラスの言葉をたくさん浴びせ、心おだやかに朗らかに過ごしてください。
高橋 聖介
