
自分の強みは、何?
強みを生かす
世界人口81億人強、少子化が心配され続ける日本の人口減に反し、この地球上では年々人口が増え続けています。2080年頃には100億人を超えるとの予測も。
では、世界中の会社の数は大小合わせると
‥‥? いくつあるのでしょう? たくさんの会社が、それぞれの業種でしのぎを削り、栄枯盛衰を繰り返しています。それぞの特性や個性を生かし、企業も人も世の中のお役に立つことで、売上と生活が成り立ちます。
では、タカレンの強みは何でしょう? いつも私は、そのことを考えています。
強みを知り、強みを掘る
タカレンの主力業務に、特殊薬剤の製造販売を掲げています。加えて各方面からの依頼や相談ごとに応じ、臨機応変に対応しています。経験ある仕事と、未知なる仕事、一つひとつの案件を見直しながら対応しています。
いま、新たに取り組んでいるのは、防災備蓄品を整備して納める業務。既に他社が多数取り組んでおられる事業です。どこより安く販売するのも貢献の一つ。しかし、安売り競争をすればするほど、ゆくゆくは自分たちの首を絞めることになりかねません。
じゃあ、どういう展開にするか? それを考えるとき有効なのが、自分たちの強み。防臭・制菌・抗菌・生地加工・生地に施す加工技術・衛生商材・抗ウイルス・抗カビ‥‥ ランダムに思い浮かぶまま列記しました。これら、自社のノウハウを最大限に活かし、既存の防災備蓄品から頭抜けた商品を生み出す。知恵とアイデアを出し合って仕込みをすれば、既にある市場と差別化ができます。
考えて、書き出して、絞って、組み立てて、数字をはじいて組み合わせ、再構築する。世の中のお役に立つ独自の商品を創り出すことが、ヒット商品につながります。
ヒットの秘訣は、運と縁とタイミング。磨いて削いで、肉付けして、愛情を持って売り込む。だけで上手くいくとは限らないけど、ロングセラーの始まりも商品開発から。
開発者マインドと作り手の技術、バイヤー目線で既にあるモノを深化させ、リクエストされた商品に期待以上の付加価値をプラスして提案する。それが、タカレンの真骨頂。
私たちは京都の伝統産業を支える町工場から、揺るぎない技術を継承し、特殊薬剤という「特殊」な分野に特化するキワモノです。少人数で勝ち残っていくには、とんがって、認められ、期待されて力を発揮する。高橋練染改めタカレン創世記のいまは、勢いある小集団で進んでいきます。
ええよ、弱点も欠点も
みんな、自分の弱点と欠点を知っています。会社の弱みやイタイ面、マイナス部分も薄々気づいています。加えて自分以外の人の欠点は、冷静に感じ取ることができます。
わかっていることを、他人からチクチク繰り返し言われるのはツライ。弱みを克服しようと努力する懸命な姿は美しいけど、根気と持続力が必要。だったら、得意分野と強みを優先してもええんやないかと、私は思うのです。プラスの面を底上げすれば、マイナス面も自然に上がってくるし、弱み克服に立ち返る器も大きくなる。以前よりちょっとの頑張りで先に進めるはずです。
まずは強みを生かして突っ走れ。アカンところは勝手に消えます。一人ひとりの素晴らしい能力と持ち味を発揮して、限られた時間をポジティブに過ごし、スピード感を持って成果を上げていきましょう。
根が能転気な高橋からの提言です。
高橋 聖介
